
今回は中洲のど真ん中にあるうなぎ屋、『博多名代吉塚うなぎ屋』を紹介します。
私はうなぎの蒲焼きが大好物で、仕事で出張などに行くとその土地の美味しいうなぎ屋さんに行くことが多いです。
仕事で福岡にいた時もちょうどうなぎが食べたくなり、何処か美味しいうなぎ屋さんがないかどうか聞いてみたところに紹介されたのが『博多名代吉塚うなぎ屋』でした。
明治時代から続いている福岡では老舗中の老舗で、知らない人はいないくらい博多では美味しいお店ということでした。
実際食べてみたところ、とても美味しく、これは誰かに紹介したいお店だと思いましたので今回は『博多名代吉塚うなぎ屋』を紹介したいと思います。
中洲のど真ん中にある名店
この『博多名代吉塚うなぎ屋』は、中洲のど真ん中にあるお店です。
川沿いのとてもいい場所にあり、老舗というだけあって趣のある店構えになっています。
福岡出身の私の知り合いには、「吉塚うなぎのうな重は本当にうまい、とにかく食べれば分かるから」と聞いていたので期待してお店に向かいました。
私1人で行ったので、カウンター席に通してもらいました。
お店を見渡すと、カウンター席以外にも、テーブル席、個室の座敷もあるようで、店内はとても広いです。
大人数でもかなり余裕を持って受け入れられるだけの席数があるようでした。
メニューを拝見して、早速うな重(特上 4,300円)を注文しました。
美味しいと聞いていたので、どうせなら特上をと思い注文しました。
他にもうな丼(各種)、白焼き、うなぎ会席もありましたね。
甘みのあるタレの深みがあり、香ばしさが際立つ蒲焼き
私が行った時はお昼で混んでいたこともあり、15分〜20分ほどしてうな重がきました。
うな重と肝吸い、お新香のセットですね。
お重を開けてみると、さすがに特上だけあって豪勢です。
隣の方がうな重の上を頼んでいたのですが、見比べてみると、上と特上では蒲焼きの量だけでなく、使っているうなぎの質そのものが違います。
特上の方は蒲焼きも大きく、よりふっくらしていて脂ものっていました。
お重に隙間なく美味しそうな蒲焼きが入っているので、さすがに気持ちが高揚しました。
蒲焼きを食べてみると、まずタレがうまい!!
うなぎのエキスがしっかり入っているタレで、甘さの中に深みというかコクがあります。
いわゆる長年継ぎ足しされているタレなんでしょうね。
そして何と言っても香ばしいです。
大阪の蒲焼きも香ばしい蒲焼きなのですが、吉塚うなぎの香ばしさは大阪の蒲焼きの香ばしさとは違った香ばしさです。
吉塚うなぎの蒲焼きは香ばしさがより際立つ感じがしました。
ふっくらとしたうなぎの食感を残しながら、香ばしさもしっかりとあるといった感じでしょうか。
タレの深み、うなぎの脂、身はふっくらとした中の香ばしさが同居していて本当に美味しいです。
この蒲焼きは今まで食べた中でも最高の蒲焼きです。
本当にうまい!!
特上だと値段も張りますが、この蒲焼きはそれだけの味がしますね。
「こなし」という手法がうまさの秘訣
お茶を持ってきてくださった店員の方と話をしてみましたら、ふっくらとした中に香ばしさがしっかりあるのは「こなし」という手法をしているからとのことでした。
「こなし」というのは独自の焼き方のようで。この焼き方のおかげでふっくらとした中に香ばしさが生まれるそうです。
私も今までいろいろな所でうなぎを食べてきましたが、『博多名代吉塚うなぎ屋』の蒲焼きは文句なしのNo.1です。
この蒲焼きを食べるだけでも福岡に行きたいと思ってしまいます。
本当に美味しいですよ。
ぜひ食べてみてください。
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